醤油の豆知識
2月は暦の上では「立春」を迎えますが、北陸・福井はまだ雪が深く、寒さが厳しい時期ですね。この時期は「寒仕込み(かんじこみ)」という言葉がある通り、お醤油や発酵食品にとって大切な季節です。
■ 2月3日は節分!恵方巻のお供に 今年の恵方巻、準備はバッチリですか? 手作りの恵方巻や、お店の美味しい巻き寿司には、ぜひ当店の「さしみ醤油」を。 2年熟成の濃厚な旨みが、海鮮の味をグッと引き立ててくれます。
■ チョコに醤油!?バレンタインの裏ワザ ちょっと意外かもしれませんが、実は「醤油とチョコレート」は相性抜群。 バニラアイスに当店の醤油を数滴垂らすと…あら不思議、キャラメルのようなコクに! 甘いものが苦手な方へのプレゼントに、変わり種の「醤油スイーツ」を添えるのも粋ですよ。
日常のちょっとした幸せを、お醤油と一緒にお届けできれば嬉しいです。 今月も、皆様のご来店を心よりお待ちしております!
2026-01-27 19:26:43
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冬になると恋しくなる、あの香り――醤油と季節のお話
12月に入り、街の空気もぐっと冬らしくなってきました。朝晩の冷え込みが強くなり、湯気の立つ料理が恋しくなる季節。そんなとき、台所からふわっと広がる「醤油の香り」は、どこか懐かしく、ほっと心を落ち着かせてくれます。
この香りこそが、冬の食卓を彩る大切な存在です。
焼き餅に少し垂らした醤油の香ばしさ、鍋物に加えるほんのひとさじのコク、煮物に広がる深い旨み。どれも寒い季節だからこそ、温かく感じられる味わいです。
昔から、日本の冬には“醤油が活きる料理”がたくさんあります。
・香ばしく焼いた「餅の醤油焼き」
・ぶりが脂のりよくなる“寒ぶり”の照り焼き
・じっくり煮含める根菜の煮物
・年末のお楽しみ、おせちの下ごしらえ
どれにも共通しているのは、素材の味を引き立て、料理に奥行きを与える“良い醤油”の存在です。
岩尾醤油の醤油は、香り・旨み・深みを大切に、昔ながらの製法で丁寧に仕込んでいます。冬の料理は特に醤油の品質が味の決め手になりやすいため、「いつもの料理が違って感じる」というお声を多くいただくのも、この時期ならではです。
年末に向けて忙しい日が続きますが、心と体を整えてくれるのは、やっぱり温かい家庭の味。
そしてその味をそっと支えるのが、調味料の力です。
どうぞ今年の冬も、岩尾醤油の醤油とともに、温かい食卓を囲んでいただけますように。
皆さまにとって、心温まる12月となりますように。
2025-11-27 10:02:00
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Q:九州のしょうゆはなぜ甘いのですか?
九州のしょうゆが甘いのは、気候や歴史が関係しています。
九州は温暖で発汗量が多いため、塩分を和らげる甘味が好まれる傾向にありました。
また、江戸時代にオランダとの貿易で砂糖文化が広まったことも、甘口の味覚が育った要因とされています。
そのため、九州のしょうゆには砂糖や甘草エキス、ステビアなどの甘味料が使われるものが多く、全国的にも甘口のしょうゆが好まれる地域といわれています。
各地域の醤油に特徴が有ります。ちなみにふくいのお醤油も甘めの醤油です。日本海側は少し甘めの醤油が多いと言われています。
参考までに、砂糖の一人当たりの年間購入数量をみると、九州は2.119gで全国平均の1.726gより高いみたいです。
なぜ九州では甘い物が好まれのでしょうか。
砂糖の消費量は西高東低と言われる用に。気温が高いほど生理的に甘い物への強いためと言う説が有ります。
甘い醤油は漁師が舟の上で食事を作る時、それ一本有ればこと足りたためとか。
漁師さんの船上料理にも“甘口しょうゆ”が大活躍!岩尾醤油もちょっぴり甘めなんです
2025-11-06 11:37:38
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しょうゆのおいしさとは
しょうゆのおいしさは、単なる「塩味」ではなく、五味(塩味・甘味・酸味・苦味・うま味)の絶妙な調和にあります。
発酵の過程で生まれるアミノ酸や有機酸、糖分などが複雑に絡み合い、まろやかで深みのある味わいをつくり出します。
さらに、木桶や蔵の中でゆっくりと熟成されることで、香ばしく豊かな香りが生まれます。
これらの香りは「しょうゆ香」と呼ばれ、焼き物や煮物に広がる食欲をそそる芳ばしさのもとになっています。
しょうゆは、料理に塩味を加えるだけでなく、素材の持ち味を引き出し、味全体をまとめる力を持っています。
そのため、料理の“隠し味”としても“主役の調味料”としても欠かせない存在です。
塩辛さの中に感じるまるみ、うまみ、香ばしさ――
それこそが、しょうゆならではのおいしさです。
福井おみあげにもおいしい醤油を探して見ては?全国の醤油を食べ比べるのも面白いかもしれません。
2025-10-28 11:50:33
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「こんぶしょうゆ」はしょうゆの仲間だけど、実はしょうゆではありません
食品表示基準上、「こんぶしょうゆ」は“しょうゆの種類”には入らず、しょうゆをベースにした加工調味料に分類されます。
このようなしょうゆ加工調味料は、手軽に本格的な味が楽しめる便利な調味料として、今では家庭でも広く使われています。
しょうゆをベースにした加工調味料には、次のような種類があります。
-
出汁入りしょうゆ
-
つゆ類(めんつゆ・白だしなど)
-
タレ類(焼肉のたれ・照り焼きのたれなど)
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ぽんずしょうゆ
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しょうゆドレッシング
ちなみに、**魚醤(ぎょしょう)**はしょうゆとは別の発酵調味料です。
岩尾醤油醸造元 福井 醤油,ふくい 醤油,福井 お土産,天然醸造,おいしい醤油 のお店
2025-10-19 11:04:39
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Q:原料に大豆と脱脂加工大豆が書いてありますが、どう違うの?
「大豆」と「脱脂加工大豆」は同じ「大豆」由来ですが、加工の有無でだいぶ違いがあります。
昔は、しょうゆの原料である大豆は、丸のままの形状のものが使われていました。その大豆のの中には多量の油が含まれていて、しょうゆを作る過程で変化し、諸味を搾った(生揚げしょうゆ)の上部に油として浮かんできます。
浮上した油は「しょうゆ油」として分離されて石鹸の原料や切削油として使われていました。
大東和戦争「第二次世界大戦」前後より、しょうゆメーカーは、大豆に含まれる約20%の油脂分をあらかじめ取り除きしょうゆの原料として使用した物が「脱脂加工大豆」になります。
丸大豆を使った醤油は
・丸大豆をそのまま使ったもの。
・大豆の油分(18〜20%程度)も残っているので、コクや旨み、香りが強い。
・醤油に使うと、まろやかで風味豊かになる。
脱脂加工大豆を使った醤油は
・大豆から油分をしぼった後に残る「おから」に近い部分を粉砕加工したもの。
・油が少ないので、雑味が出にくく、すっきりした味わいの醤油ができる。
・脱脂することで安定した品質を保ちやすい。
まとめると
丸大豆醤油 → コク深くまろやか。
脱脂加工大豆使用醤油 → すっきりした味わい.。
「丸大豆はコクと旨み、脱脂加工大豆はすっきり感。それぞれの良さを引き出すために使い分けています」

丸大豆 脱脂加工大豆
2025-10-08 10:37:38
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減塩しょうゆと うす塩しょうゆの違い
1:減塩しょうゆ
・通常の濃口しょうゆに比べて ナトリウム(食塩分)を40〜50%ほどカットしたもの。
・塩分を抑えながらも「しょうゆらしい香りや旨み」を残すため、独自の製法(発酵後に塩分を調整したり、酵素でうま味を強めたり)で作られています。
・こいくち醤油として作った物から、うま味、香などの成分を残して、食塩だけを取り除いて作ります。
食品表示基準で食塩含有量はしょうゆ100g中食塩9g以下と決められています。
2:うす塩しょうゆ
・常の濃口しょうゆに比べて 約20%前後だけ塩分を控えめにしたタイプ。
・減塩しょうゆほど大幅にはカットしていないので、しょうゆ本来の風味に近く、料理にも使いやすい。
・うす塩・あま塩・あさ塩は減塩しょうゆよりも食塩含有量は多く、80%以下約50%以上と決められています。
この表示もJAS規格で決められています。通常こいくち醤油は、K社はこいくち醤油で食塩分17.5%の50%カットして作っています。
最近健康志向から塩分を控えている人などに「減塩しょうゆやうす塩しょうゆ」などを使う人が増えています。
岩尾醤油醸造元はこいくち醤油で塩分量を14.2~14.5%を目指
2025-09-29 17:49:37
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醤油の等級(品種基準)には、特級、上級。並級の3段階があります。
JAS規格(日本農林規格)と言った規格があります。
その中でJASマークで「特級」「上級」「標準」のいずれかの表示がしてあります。
「特級」は本醸造方式しょうゆと、特例として「さいしこみしょうゆ」の混合醸造方式に限って認められています。
しょうゆのうま味成分で有るグルチミン酸やその他多くのアミノ酸類は必ず窒素分を含んでいるのが特徴で、しょうゆの中の窒素分の多い物ほどうま味のあるしょうゆということがいえます。こいくち醤油の数値を参考に上げて見ました。
| |
全窒素分 |
色度(番) |
エキス分(%) |
| 特級 |
1.50以上 |
18未満(10~13) |
16以上 |
| 上級 |
1.35以上 |
18未満(10~13) |
14以上 |
| 標準 |
1.20以上 |
18未満(10~13) |
- |
の用など数値になって降ります。品質基準マークが付いています。

ちなみに付けて無い醤油も有ります。
またJIS規格(日本産業規格)昔は日本工業規格と言ってました。2019年に変わりました。ISO規格(国際標準化機構)もあります。
2025-09-21 17:07:00
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醤油の豆知識:
「“たまり”って何? 醤油の種類と味わいの違い」
こんにちは。岩尾醤油醸造元です。
今日は、お客様からもよくご質問いただく「醤油の種類」について、ちょっとした豆知識をご紹介します。
スーパーなどで「濃口醤油」や「淡口醤油」のほかに、
「たまり醤油」という名前を目にしたことはありませんか?
この「たまり醤油」、実は他の醤油と原料や製法が大きく違うんです。
▶ たまり醤油とは?
たまり醤油は、大豆をたっぷり使い、小麦はほとんど使わないのが特徴。
そのため、色はとても濃く、とろみと濃厚な旨みがあります。
元々は東海地方でよく使われてきたお醤油で、
お刺身や照り焼き、たれづくりにぴったりのコク深さが魅力です。
▶ 醤油は使い分けるともっとおいしく!
-
濃口醤油(スタンダードな醤油) → 煮物や炒め物など、日常使いに
-
淡口醤油(色が薄めで塩分は高め) → 素材の色を活かしたい料理に
-
たまり醤油(濃厚でとろり) → 刺身や焼きおにぎり、仕上げの香り付けに
同じ「しょうゆ」でも、料理や使い方で表情ががらりと変わります。
岩尾醤油でも、素材や製法にこだわった各種しょうゆをご用意しております。
ぜひ、日々のお料理に合わせて、使い分けの楽しさを感じてみてくださいね。
いかがでしたか?
次回も、醤油にまつわる豆知識や、食卓がもっと楽しくなる情報をお届けします。
お楽しみに!
2025-07-15 17:17:36
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こんにちは。岩尾醤油醸造元です。
いつもご愛顧いただきありがとうございます。
今日は、「醤油の保存方法」について、意外と知られていない大切なポイントをお伝えします。
醤油は“開封後”がとっても大事!
醤油は発酵食品で、開封後も少しずつ酸化が進みます。
特に香りや風味、色合いが劣化しやすく、正しく保存しないと本来のおいしさを損なってしまうことも。
保存の基本はこれ!
開封前:直射日光・高温多湿を避けて、冷暗所で
蔵出し直後の醤油はとてもデリケート。
未開封でも直射日光や高温にさらされると、品質が落ちやすくなります。
パントリーや冷暗所(風通しのいい棚など)が最適です。
開封後:冷蔵庫で保存がおすすめ!
一番よくあるのが「常温のままキッチンに置きっぱなし」。
実はこれ、醤油の香りや色、旨みを損ねる原因になります。
開封後は必ず冷蔵庫に入れましょう!
とくに夏場は温度変化が激しいため、冷蔵庫での保存が断然おすすめです。
容器にも注意!
もし小瓶に詰め替えて使っている場合は、1~2週間で使い切れる量にすると安心です。
岩尾醤油の“まろやかさ”を長く楽しむために
岩尾醤油は、杉樽仕込みの天然熟成による、香り高くまろやかな風味が魅力です。
その香りを損なわず、最後の一滴までおいしく味わっていただくためにも、
ぜひ正しい保存方法をお試しください。
ご質問などあれば、お気軽にお問い合わせください。
今後も、おいしい食卓のお手伝いができるよう、丁寧に醤油づくりを続けてまいります。
2025-07-08 10:09:16
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